舞台『アオイの花』無事千秋楽をむかえました。
たくさんの方に来ていただき本当に感謝です。
ありがとうございました!!
「生きる」ということがテーマのお話。
しかし、そのテーマに反して私の役はとてもつかみどころのない存在でした。
どうやったら、伝えていけるのか
たくさん、たくさん試行錯誤しました。
人の声や過去の名作を頼りに
役作りをしたり
占い師さんに透視をしてもらって
掴めないものに対するヒントを得たりもしました。
道のりは長かったけど、
色々な要素のお陰で、
私の中で一つの答えに辿り着きました。
その答えが正しいのかは分からないけれど
私はどうにかそこに“生きる”ことができました。
でもね、やっぱりまだ気になる。
お客様はどう思ってくれたかなぁ。
私、ちゃんと表現できてたかなぁ。
この作品を通して、
何かを感じてもらえたら
とても嬉しいです。
すごくパワーを使ったけど
その分、本当に楽しい時間だった。
この座組のみなさんも本当に良い人ばかりで
たくさんのことを教えてもらいました。
みんなのことが大好きでした。
毎日会ってた人と急に会えなくなるのは
本当に寂しい。
今は、ぽっかり穴が空いてしまったような気分です。
でも、これからはみんなのことを
心の中で想うことができる。
だから、大丈夫。
「生きる」ということは
この地球に生きていること
だけではなく
心の中にもその場所はある。
人の想いがあれば、ずっと。
そんなことを『アオイの花』で学びました。
この機会をくださった演出の森岡さんには
感謝してもしきれません。
こんな私に素晴らしい役をくださり、
本当にありがとうございました。
そして支えてくれた頼もしい役者のみなさん。
みんなへの愛が今溢れてきます。
これからも役者として生きていく。
頑張るね。
本当にありがとうございました!!!
たくさんの愛を込めて
渡辺早織